睫毛の異常(犬)

睫毛

眼瞼にある毛根から発生し眼瞼から生えくる毛。目を守るために外に向かって伸びていく。

 

異常(分類)

1.睫毛乱生(角膜に向かっていく)

2.睫毛重生(2重睫毛)

3.異所性睫毛(結膜から生えてくる)

 

症状

角膜への刺激、傷に伴う症状

 

治療

1.毛根切除

2.凍結療法

3.電熱療法

犬の睫毛の異常(逆さ睫毛)
逆さ睫毛

分類


写真左(睫毛乱生)             写真中央(つけまつげ=睫毛重生)    写真右(異所性睫毛)

睫毛乱生

睫毛が角膜に向かって生えていきます。

角膜に刺激を与えたり、傷をつけます。

 

 

睫毛重生(代用写真)

天然の付けまつげ状態の事です。眼瞼から睫毛が2重になって生えてきます。2重の睫毛が角膜に向かっていくと傷をつけます。

 

異所性睫毛

睫毛が結膜から生え出します。直接角膜に向かって生えていきますので角膜に傷をつけます。


症状と治療


写真左(異所性睫毛による角膜の傷)    写真中央(睫毛乱生による深い傷)     写真右(異所性睫毛による角膜の傷)

解説

結膜の赤みと、角膜への血管新生(11時の方向)がみられ、血管の先には角膜潰瘍が認められます。眼瞼皮膚の赤み(炎症反応)があることから結膜内で繁茂した睫毛を疑い、異所性睫毛を確認しました。

 

治療

麻酔下による毛根の処置が必要です。

角膜潰瘍の内科治療

解説

眼瞼から出る太い睫毛×2が認められます。毛の先の角膜には、クレーター状の潰瘍があり、血管新生と角膜混濁が認められます。

 

治療

麻酔下による毛根の処置

角膜潰瘍の治療

解説

うっすらと濁った角膜と角膜への血管新生がみられ、角膜に傷が認めらえました。傷の原因として睫毛を疑い眼瞼結膜を検査したところ異所性睫毛がみつかりました。

 

治療

麻酔下のよる毛根の処置

角膜潰瘍の内科治療