眼瞼内反症(犬、柴、9カ月)

犬種

柴犬

 

年齢

9ヶ月令

 

主訴

左眼の眼瞼内反症の治療希望

 

診断

左眼の原発性眼瞼内反症

 

治療

眼瞼の矯正手術


写真左(手術前の内反状態)  写真右(手術後、内反改善)

写真左(手術前の内反状態)  写真右(手術後、内反改善)

しつけ教室に通っていたけれど、「目を気にして集中しない。躾にならないので治療してからまた来てください」とトレーナーさんに言われ急遽来院されました。

 

手術前は常に内反状態にあった左眼(写真左)も、矯正術により改善し(写真右)、目を気にしなくなったようです。良かったです。

眼瞼内反症の矯正手術は様々ありますが、内反の原因、眼瞼の状況、犬種、経過等を加味して術式を決定、調節していきます。

 

矯正手術って大変なの?

「コスメティック vs 再発」というジレンマがあります。例) 強い矯正をすると→再発は防げる→しかし、目の変形大→反対の目と形が変わる(左右差)。例)緩い矯正をすると→変形は抑えられる→しかし、再発リスクが出てくる。

 

このジレンマを柴犬のにあてはめると

①コスメティック(顔貌における目の存在感)、②再発(目は小さいけれども眼瞼の力が強い)。つまり強い矯正が必要だけれども、目の変形は許されないのです。

 

2段目の写真(正面、全体像)をご覧ください。

さあ、いかがでしょうか?

 

 

 


この子は、1歳未満の原発性眼瞼内反症ですので手術の適応となりました。手術に当たって柴犬特有の問題がありますが、その点は獣医師にお任せください。当然、事前にしっかりと説明させていただきます。質問もどうぞ。例)同じ手術をしたこの写真をみたい。把握しておきたいんです.......よく言われます。気持ちも良くわかります。気になったことは聞いてください。また、手術のみならず術後の管理も重要です。カラーを付けられますか?同居動物と仲良くできますか?目を清潔にできますか?この子は元気にやっています。柴犬の内反症でした。


内反症でお困りの方へ、セカンドオピニオンを受け付けております。