眼瞼の異常(猫、セカンドオピニオン)

品種

雑種

 

年齢

1歳

 

主訴

術後の状態が良くない。ぐじゅぐじゅしている。

 

診断

皮膚縫合面の離断

 

治療

再縫合指示

絶対安静指示

同居動物とは距離を置くこと

猫の眼瞼内反手術、術後セカンドオピニオン
猫の眼瞼の異常、術後セカンドオピニオン

解説

両目ともに目脂が多くついています。特に左目は眼瞼に沿ってこびりついています。

目尻の術創から二層縫合を用いた手技であることがわかります。この術式のメリットはズレの少ない綺麗な仕上がりが期待できるとこ。デメリットは腫れやすい事です。この子は皮膚の縫合面が離断し、皮下織が露出して見えます(ピンクの肉肉しい部位)。皮下織を縫い合わせた紫の糸(吸収糸)は残存しているので皮下の離開はありません。では、どうして皮膚の縫合面が離断したのか?お話を聞いたところ、術後管理の問題がでてきました。目の周りは非常に繊細で、どんなに丁寧に扱っても腫れてしまします。腫れると違和感(痛痒さ)が生じ、どうぶつは気にしていじります。この子は同居の猫がいまして、その子たちに舐められたのかもしれません。猫のざらざらした舌で舐めると、糸は外れてしまう事があります。

 

皮下織の縫合をみる限り非常に丁寧に仕上がっていますので、技術的な問題からの離開ではなく、術後管理の問題が大きいと判断しました。今後のプランとして、再手術、術後の絶対安静、カラー装着、同居動物との接触禁止を指示しました。


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