眼瞼の腫瘤(犬)V-Plasty

犬種

チワワ

 

年齢

7歳

 

主訴

目の出来物がある。放置して大丈夫か?

 

治療

摘出/病理診断

犬のマイボーム腺腫(手術後)
犬の眼瞼の出来物

犬の眼瞼腫瘤(手術後 V-Plasty)
V-Plasty 術後
犬のマイボーム腺腫(手術後)
犬の眼瞼の出来物(手術後)

解説

右眼にできもの(写真上)があったが、そのままにしていたけれども気にしていた。そんな折、眼科診察を受けたご近所さんから話を聞いて来院されました。前述の通り、犬の眼瞼の出来物は統計上80-90%良性で、10-20%は悪性です。治療方針は、飼い主様がデータの楽観的解釈を好むか、もしくは慎重な解釈を好むかによります。つまり、良性だろうから麻酔かけてメスなんていれないでそのままにしておいて良いじゃないか!!と思えば経過観察になります。一方、もし悪性なら最悪目をとったり、目の大きさが変わったり.......そんな心配を続けるならば手術してすっきりしたい!!となれば手術をします。今回は、家族会議を経て診察の後4ヶ月、手術を希望されました。十分話し合った結果ですので、早急に手術となりました。現在、病理検査待ちです。

術後の、目の大きさの変化を心配される方もいらっしゃいますが、この大きさで手術をしてしまえばまったく問題ありません。左の写真(正面像)をご覧ください。手術をした目は若干小さく見えますが、腫れが引けばその差はわからなくなります。また、術部も無駄な力が入らないように縫合して自然に仕上げてありますので、つなぎ目(写真左下)すらわからないでしょう。「近くに眼科の専門病院がなくて専門医の手術を受けられません。どなたかお薦めの先生はいらっしゃいますか?」と聞かれることがあります。専門に限らず信頼できる先生に依頼してください。手術に当たって心配事や不安点などしっかり質問してクリアにしてくれる先生をお選びいただければ、間違いはないと信じています。これが獣医師選びの基本です。



信頼できる先生をお選びください。