眼瞼内反症(犬、ゴールデンレトリーバー、1歳未満)

犬種

ゴールデンレトリーバー

 

年齢

1歳未満

 

症状

右眼が捲れこんでいつも涙が出ている。

痛そうだ

 

診断

眼瞼内反症

 

治療

矯正手術

犬の眼瞼内反症(手術前)ゴールデンレトリーバー
犬の眼瞼内反症(手術前)

 ゴールデンレトリーバーの眼瞼内反(手術後)
犬の眼瞼内反症(手術後)

解説

ゴールデンレトリーバー1歳未満の眼瞼内反症です。診察の結果、原発性の内反症と診断が付きましたので、手術の適応です。基準に照らし合わせて術式を決定していきます。ゴールデンレトリーバーで皮膚の緩い子は内反症状が出て来ることがあります。また成長過程で脂肪が付きやすい犬種でもありますので、その点も加味して手術を調整していきます。手術を観られている先生方からは「いつも術式変えているのですか?」と聞かれます。「はい、犬種、年齢、性別、体格、症状、その他諸々を加味して調節しています」どの手術でもそうですが、いつも最初から最後まで、全く同じ術式というのはありえません。それと一緒ですよ。「ですよね.....」。確かに、テキストには○○法とか○○変法とか書いてありますので、その通りにやっていると思ってしまうかもしれません。「縫合時の運針も違うんですよ」笑。そこまでは外からは見えないですね。


術後の写真で、眼瞼がピンクになっているところがあります。そこは徐々に色が引いていきますので心配無用です。毛が生えることにはわからなくなっているでしょう。最後に、1歳未満の若い子の手術は、成長まで待たずに、早め早めに行うのがセオリーです。あまりに小さい子の目にメスを入れたくない......怖い......かわいそう......と言う時は遠慮せずにおっしゃってください。代替法もありますのでアレンジ可能です。


心配は背負い込まずに

獣医師にとことんご相談ください。