角膜異物(犬)

犬種

ちわわ

 

年齢

 

主訴

角膜に黒いものがくっついている。

取れない。

 

診断

角膜異物(草の実?)

 

治療

除去

角膜異物(犬、除去前)
角膜の異物

角膜異物(犬、除去後)
角膜異物(犬、除去後)

解説

角膜の15時の方向に黒い三角形の異物があります。結膜からは、そこに向けて血管が新生しています。異物が刺激になっている証拠ですので、角膜に濁りが残る前に取り除かなければなりません。さて、角膜異物の取り除き方なのですが、やみくもに「エイっと」とってはいけません。まずは外来で取り除いて良いものなのか判断します。安全が確保されたら、いざ除去となります。この子の場合は担当医の先生がやったときは取れなかったと言っていましたが、それには理由があるのです。そこらへんも踏まえて説明して、説明通り実演をして外来処置で取り除きました(写真左)。取り除いた後の凹みに対してもしっかりと治療をしていきます。この子が良かった点は、異物を取り除こうとする血管に取り囲まれる前に除去できたことです。あと数日放置していたら血管が到達し、取り除き作業に取り掛かってしまっていたでしょう?「それって、良い事ですよね?」、「はい」しかし、血管に取り囲まれたら、治った後に角膜が濁ってしまうんです。透明な角膜を守る為には、早急な除去が大切なんですよ。



放っておいても治りますが傷跡が残ります。

手をかけてあげると早くより綺麗に治ります。