緑内障 眼球摘出(犬)

この子は数年前、かかりつけの病院で緑内障かもしれないと言われ転院してきました。検査の結果、右目は緑内障と診断され治療を続けてきました。その間、度々手術の話もしてきましたが痛がっているようにはみえないと言う事でしたので、点眼治療を続けてきました。しかし、先週急にうずくまり、元気がなくなってしまいます。これが浅野の言っていた症状か?と急遽来院されました。過去最高眼圧を記録し、飼い主様も手術を決断されました。「痛そうでかわいそうだから手術をしてください」。緊急で手術予定を入れました。写真右が手術直後、麻酔から覚めて立ち上がったときの写真です。茶色く見えているのは消毒液です。1ヶ月程経てば毛も生えてきますので、その時また写真撮影します。今は術後の痛みで大変でしょうが、徐々に楽になります。1週間も経てば痛みともお別れです。ナナちゃんお疲れ様でした。

獣医眼科学では「高眼圧=痛みあり」と考えます。犬が痛がっているようにみえなくても私どもは痛みありと判断します。従って、早い段階で手術をしてあげるのがベストなのですが、如何せん痛がっているようにはみえませんので同意は得られません。緑内障と診断されたら、痛みを示す前に、出来るだけ早期の手術をお薦めします。「ナナちゃん」お疲れ様でした。これからは痛みありませんよ。