犬の難治性角膜潰瘍(ダイヤモンド処理)

難治性角膜潰瘍とは、角膜上皮が剥がれて捲れるタイプの角膜潰瘍です。点眼治療のみでは治癒期間が数ヶ月かかり、その間痛みを伴いますので、通常は外科処置を行います。外科処置には従来式の格子状切開術と、2008年頃から紹介されているダイヤモンド処理法(Diamon Burr Superficial Keratectomy)があります。ダイアモンド処理法は従来式の手法に比べて、治癒期間は短く、治癒率も高く、なにより手技が簡単で広く普及しております。写真左は治療前の状態です。潰瘍部位に向かって血管が伸びています。写真中央は処置中です。従来式に比べて角膜表面は滑らかで、深い傷も見当たりません。非常に綺麗な仕上がりです。写真右は治療後(処置後1ヶ月)です。完全に透明に戻っています。私の診察間隔の問題で1ヶ月後の写真をお見せしていますが、実際は1週間ほどでこの状態になります。

治療前

犬の難治性角膜潰瘍
犬の難治性角膜潰瘍

処置中

犬の難治性角膜潰瘍(ダイアモンド処理)
犬の難治性角膜潰瘍

治療後

犬の難治性角膜潰瘍(治癒)
犬の難治性角膜潰瘍


難治性角膜潰瘍は、外科処置が必要です。

ダイアモンド処理により、より早く、より綺麗に治しましょう。